浄土真宗ですが、お位牌は作らなくてもいいですか?
浄土真宗では、原則としておまつりになりません。
過去帳か、法名軸(掛軸のようなもの)が推奨されています。
ただし、お位牌を作られて、おまつりされている方もいらっしゃいます。
お位牌は仏壇のどこにおけばいいですか?
一番上の段の真ん中は避けて、一段下の右か左に置かれるのが一般的です。
お仏壇の構造によっては、ご本尊の両脇におかれても構いません。
複数ある場合は、色々な説がありますので、本寺さまにご相談ください。
お位牌の大きさや形は、宗派によって違いはあるのですか?
宗派によって違いはありませんので、お好みの形をお選びください。
お位牌の大きさはお仏壇の寸法や、今までおまつりになっておられるお位牌との関係が
ありますので、当店まで ご相談ください。
お位牌はいつ作るのがいいのでしょうか?
一般的には、満中陰法要(35日・49日法要)に間に合うように準備します。
しかし、忙しく またそのような手順を知らなかったという方もよくいらっしゃいます。
その場合は、次の月命日か、百か日法要を目安に準備します。
兄弟の数だけ同じ位牌を作ってもいいのでしょうか?
兄弟がそれぞれの家で、ご先祖様(例えばご両親様)をおまつりしてください。
諸事情があって、戒名がないのですが?
戒名がない場合、俗名(本名)にするのが一般的です。
生前にお位牌は作れますか?
生前に、戒名(法名)を受けておられれば、作ることが出来ます。
もちろん、日付・年齢(行年・享年)は空白になりますが、戒名の一部(2文字)を朱色にしておきます。
新しくお位牌を作ったのですが?
新しくお位牌を作られたときは、お寺さまに開眼供養(お性根入れ・お魂入れ)をお願いします。
お性根抜き・お魂抜きされた古い位牌は、お寺さまにお願いしてお焚き上げしてもらいましょう。
お位牌の開眼法要(お性根入れ・お魂入れ)のお布施は?
お布施ですので、一概にいくらとは言えません。
家庭の事情や、地域、お寺さまによって違いはあるようです。
お位牌のお手入れはどうしたらいいでしょうか?
金箔・金粉の部分は非常にデリケートなので、軽くこすってもはげることがあります。
鳥の毛の毛はらいで払う程度にしてください。塗りの部分は、柔らかい布を使ってやさしく拭いてください。
(なお、鳥の毛はらいは、当店にて取り扱っております。)